オルソケラトロジーとは?
角膜を矯正して近視や乱視を改善する方法で、オルソKと略して呼ばれることもあります。
この方法では、特殊なデザインのハードコンタクトレンズを寝ている間に装用します。
このコンタクトレンズは個人差のある角膜の形に合わせてオーダーメイドで作られ、OKレンズと呼ばれます。
近視の方は裸眼では遠くの物がはっきり見えません。(図1)
図1 近視
そこで就寝中6~8時間このOKレンズを装用することによって角膜の形を矯正し扁平化させます。(図2)
図2 OKレンズを装用
角膜が扁平化すると近視の度や乱視の度が改善されこの状態はOKレンズをはずしても持続します。(図3)
そのためOKレンズをはずしてもよく見え、昼間は裸眼で生活することができます。
図3 OKレンズで矯正後