ハードトーリックレンズとは
(当院では主に内面トーリックレンズを使用)
通常のハードコンタクトレンズのデザインとは異なり、レンズの内面が角膜の形状に合わせた、2つのカーブの組み合わせから形成されています。患者様の角膜形状に合わせたレンズデザインを選択できるため、つぎのような特徴があります。
ハードトーリックレンズの特徴
・異物感の軽減=角膜形状に合わせたレンズデザインにより、レンズの部分的な(主に上下方向)浮きあがりがなくなります。また、強度乱視の場合、通常のハードコンタクトレンズでは下方に安定しやすいのですが、トーリックレンズでは、レンズ位置が安定し、動きが適量になるため異物感が減り、装用感が良好になります。
・良好な矯正視力=レンズデザインにより、角膜乱視の矯正効果があり、良好な矯正視力が得られやすくなります。
・視力の安定性=レンズ位置の安定性により、安定した見え方が可能です。
加藤昌久 加藤医院々長
日本医科大学卒業
医学博士 眼科専門医
元東京女子医大講師